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今回の上映会で得たこと-------------------------------------------------------------------
職員の方からお話を伺う中で、『今日上映会に参加されたお年寄りの方くらいだと、物事は全て「感受性」で見ているの。』という言葉がありました。最初は「?」でしたが、良く考えるととても大切な言葉であるように思えてきたのです。それは一つに視覚や聴覚的な問題をいっている部分もあると思いますが、単純にそれだけではない。例えば、今回行った上映会を別の地域で行ったらどういう結果がでたかを考えると、恐らく今回と同じくらい良い反応は生まれなかったと思います。今回上映会に参加された方は、その地域に生きながら「武田信玄」という人物と深く関わっており、上映会で重要な場面ともなった「武田節」もその地域に生きてきた人たちなら誰もが知り、様々な場面で生活に関わってきたものであり、共通の記憶だからこそ心に響く。つまり、その地域に生きてきた人達だからこそ感じる事ができるものがある。それを「感受性で見る」ということなのではないだろうか、ということです。いくら年を重ねても互いに共有できるものがある、そこに生きてきたからこそ感じ受けるものがある。それを見つける作業こそ、回想法の取り組みの原点であり、祭りはその糸口になり得ることを今回の上映会を通して強く改めて感じました。しかし同時に、根源的な「地域性」や「コミュニティ」の存在がこれを支えたのだ、ということも付け加えたいと思います。
今後も山梨県内の他施設でも上映会を行えるように、甲州ケアホームの協力の元にこれを進めています。
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